April 21, 2005
映画祭フォトリポート&YAP メルマガ!
確かに、あれから半年が経つのですね。柴田さんの記事がありましたので沿ってお知らせしようかと思います。
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長らくお待たせしました。昨年十一月に行われた『第三回横濱学生映画祭~映像文化祭2004』のフォトリポート完全版が近日公開予定です。第三回横濱学生映画祭での三日間を写真使って完全リポート。また少しだけ準備などの様子も公開します! アドレス等はトップページや第四回映画祭特設ページで公開をもって告知します。
また、現在発行を見合わせていた『YAP メルマガ!』ですが、5月1日より、2005年第二期シリーズとして発行を開始します。今回から少しだけ変わる発行形態とゲスト執筆ライターなどもあり。また合わせてメルマガ専用特設ページ公開のお知らせも予定しています。
横浜アートプロジェクト&映画祭いよいよ始動。合わせてこちらも本年度始動。よろしくお願いします。
(Kaga-ryu)
2005 04 21 03:26 AM [横濱学生映画祭〜横浜国際映像文化祭] | 固定リンク | トラックバック
April 20, 2005
(速報)理事長、北京より帰国
横浜アートプロジェクトの理事長、榎田氏が、昨年の横濱学生映画祭の総合プロデューサーを努めた古澤さんと共に無事北京より帰国しました。
今回の渡航の目的は、昨年の映画祭で交流を深めた中国の国立映画/映像教育機関(大学)である北京電影学院からの要請を受けて、両名が客員教授として講義を行うことでした。
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講義の詳細については、後日お伝えしたいと思いますが、反日デモが行われた先週末を挟んでの中国行きで心配していたのですが、榎田氏にきいたところ、北京では新聞やテレビではほとんどデモについては取り上げられていなかったそうですし、何よりも昨年日本に来てくださった北京電影学院の先生方による連夜の歓待(根比べのように飲まされるのが中国スタイルみたい)ぶりは凄まじかったようで、普段はほとんどお酒を飲まない榎田氏は大変だったといっていました。
けれども講義は学生さん達にも好評だったようですし、5月には昨年来日した電影学院のニューメディアアート科の先生方(彼らは中国を代表するアーティストでもあります)の展覧会で、今度はミュージシャンとして演奏を依頼されたそうです。
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それから、今年の映画祭についても、古澤さんを交えて話し合いの場(宴会!?)が持たれ、電影学院の教授であり、日本でも『青い凧』や『春の惑い』などの作品で知られる映画監督、田壮壮(ティエン・チュアンチュアン、Tian Zhuang-Zhuang、写真の左から2人目)氏を中心として、日中の学生による映画の共同制作に関する議論にも大きな進展があったようです。
さらに、今年の横浜トリエンナーレ開催に合わせて、ニューメディアアート科の先生方を中心に、10代から70代までの9名(9は風水では最高の数字なのだそうです)のアーティストが来日し、作品出展やパフォーマンスを行ってくれることになりました。
詳しい話は、今週末の「Earth Voice Cafe in アースデイ湘南2005」の後で、榎田氏に聴いてきたいと思います。
以前、横浜で50年間映画興行を続けてこられた福寿祁久雄さんに話を伺った時に、たしか米軍によるアフガニスタン侵攻が始まった頃だったと思うのですが、テロや戦争の絶えない世界で、映画や芸術の果たす役割はなんだと思いますか?といったような質問をしたところ、
「何か起こってからというよりも、何かが起こる、次にまた起こる、という間隔があるじゃないですか。その間隔の中で、フィクション(映画)が果たす役割が大事だと思うんですよ。次に悪が生まれない為には、その前の時間でフィクションが果たす役目っていうのが僕は大きいと思う。人間ひとりひとりの中身の問題っていうのかな。要するに、色んな外からの力で動かされる自分ではなくて、自分の中にため込んでおくべき要素っていうのかな、フィクションには、その部分に一番魅力的に触れられる、ため込められるものがあるのではないかと。それが次の時代を作っていくのに、凄く役立たなきゃいけないと。
いざとなったらそんなに役立たないかもしれないけれど、一人の人間を作っていくにはね、経済や産業だけじゃなくて、人と人とかね、そういう日常ふだん私たちの身近にあるものとしてね、そこからいろんな栄養を吸収して人間は大きくなるというか、自立した中身を持てるとかね。それが芸術文化の中にあって、中でもフィクションの果たす役割っていうのが大きいのではないかと思います。」
と話してくださったのを思い出します。
映画は人間の日常の生活の営み、魂の輝きや叫びを映し出し、感じ取ることのできるアートでありメディアであると思います。もちろん、産業や国策としての側面もありますし、ニュースメディアのような即効性や影響力は無いかもしれませんが、ひとという存在の本質や国境を越えた情緒や感性の共通性に主体的に触れることのできるものだと思うので、こんな時代だからこそ、映画祭や若い世代による共同制作などを通じて、地道な活動を続けていきたいです。
(horiken)
2005 04 20 08:03 AM [YAPスタッフダイアリー, 横濱学生映画祭〜横浜国際映像文化祭] | 固定リンク | トラックバック
March 06, 2005
日本映画学校卒業制作上映会
3月4日(金)と3月5日(土)の2日間、汐留のスペースFS汐留という会場で行われた、日本映画学校の第17回卒業制作上映会に行ってきました。
日本映画学校は、日本の映画界やその他のメディア界に多くの人材を輩出しているわが国有数の映像・映画教育機関。
YAPが主催する、「横濱学生映画祭」にも、第1回から佐藤忠男校長を始め、先生方や学生さんが惜しみない協力をしてくださっています。
日本映画学校から映画祭に出品いただく作品はとてもレベルが高く、私も毎年個人的にとても楽しみにしています。昨年開催した第3回横濱学生映画祭には、中国の国立映画教育機関(大学)である北京電影学院から、先生方や学生、それと彼らの作品をご招待したのですが、電影学院の先生方は、映画評論家、映画史家でもある佐藤忠男先生の著書を読んで映画を学んだ世代が多く、来日して対面した時は、皆さん目を輝かせておられました。
そして、人間教育に重点を置いている日本映画学校をぜひ視察したいとの強い希望があり、急遽スケジュールを変更して実現したというエピソードもあります。
映画祭のスタッフをしていると、映画祭会期中には映写担当は別として、せっかくの大きなスクリーンでじっくり上映作品を観ることは残念ながら難しいです。それに、複数の学校からの出品があるので、映画祭が3日間あったとしても、結果的に1校あたりの上映作品数はどうしても限られてしまうという現実があります。
私自身の昨年の映画祭についての反省も踏まえて、今年は初動を早めにしようというのと、今年も映画祭に出品していただく(であろう)学校のことや、作品のこと、作品を生み出した学生達のことをもっと良く知って、好きになって、自信を持って観客の皆様に紹介したいなという思いがあり、殊に注目すべき作品や人材が毎年出て来る日本映画学校の卒業制作上映会に行くことにしたわけです。
2日間で、脚本演出コース、三科(撮影・照明コース+映像編集コース+映像録音コース)合同、映画演出コース、ビジュアルアーツコース、映像ジャーナルコースの各学科の全11作品が上映されました。
ちなみに私は、残念ながら金曜日の最初の1本を観逃したのですが、10作品を観ました。
基本的に、どの作品も長さが45分以内だったので(学生の力量や予算を考えてのことだと思われます)、程よい長さで疲れることもなく、最後まで観ることができました。
会場が汐留という、新しいエリアだからなのか、昨今の日本映画への特に海外からの評価を反映してか、佐藤忠男先生もびっくりされていたくらいに、立ち見&階段部分の座り見が出るほどの大盛況でした。
私は映画をなんというか感覚的に観るので、言葉で説明するのがとても苦手で(休憩時間に、前に上映された作品のスタッフと思しき学生からカメラを向けられ、感想を求められたのですが、とっても焦りました。。多分支離滅裂です・笑)、詳しくは日本映画学校のWebサイトの作品紹介のページや、作品そのものをぜひ観て下さいという感じですが、拙いながらも個人的に気に入った作品をいくつかざっと紹介させていただきますと、、
まずは菊池夢高監督の「僕達はくり返していく」。この作品はとても素晴らしかったです。
両親を早くに失い、祖母に育てられて来た主人公の青年は、生きる目的を見出せず、好きな絵画を活かすでもなく、祖母の心配をよそに淡々と閉鎖的な日常を送っていたのですが、ある日祖母が交通事故に遭い、いわゆる認知症の寝たきり状態になってしまいます。、祖母の余命わずかと医師に宣告されてから、半年にわたり漠然と介護を続けていた青年の中で何かが動き始める・・という、ある種古典的なストーリーかもしれませんが、
(タイトルから分かるように、監督自身も恐らく認識した上でのことでしょう)
推察するに、菊池監督自身の実体験がベースになっているのではないかと思ったのですが、
(ちなみに、日本映画学校では、卒業制作に関わる学生全員が脚本を書き、その中で優秀な脚本を書いた学生が監督になる権利を与えられるそうです)
主人公の青年と、演出の視点がシンクロしていて安定感があり、在宅介護のディテールや俳優達の演技、撮影などもバランスが良くて、学生映画としてとても優れた作品だったと思います。
それから、映像ジャーナルコースのドキュメンタリー作品「アヒルの子」。
これは20歳の監督+主人公の小野さやかさん自らが少女時代に家族との関係性の中で背負ってしまったトラウマと対峙し、自分と家族と過去にカメラを向け、正面からぶつかる中で、コミュニケーションの齟齬による誤解を解いてゆき、両親や姉や兄の愛情の深さに気付き、開放されていくという過程を記録した作品でした。
家族の協力(半ば唐突に巻き込まれていくのですが)無くしては成り立たない作品であり、家族の絆が結び直される過程を観客が追体験できると同時に、その過程を通じて、観客である自分と自分の家族に対する想いや感情にも作用する力のある作品だなと思いました。
もうひとつは、今回の上映会の大トリをつとめた、太田裕子監督の「夏のおとどけもの」。父の再婚話に揺れる女子高生の夏休みの物語なんですが、小気味良い演出と、主人公を演じた日本映画学校の演劇科2年生の林摩耶さんの自然体な演技が、全体を明るいというか、あったかいものに仕上げていました。
・・その他の作品も素晴しかったですが、これから開催されるであろう国内外の若者系の映画祭で、みんなきっと高い評価を得ていくでしょうし、作品に触れる機会がいくつか出て来ると思いますので、ぜひご覧になってください!
今年の横濱学生映画祭でも、私には上映作品を決定する権限はありませんが、必ず何本か上映させていただけることと思います。
可能性を感じられる素晴らしい作品があって、それを観るたくさんのお客さんがいる。今回感じたのは、奇をてらわなくてもそれで十分なんじゃないかなということでした。
シンプルであたりまえのことですが、それでも結構難しいんです・・。
今年の横濱学生映画祭が、若き才能達の晴れ舞台のひとつになれるように、私も出来る限り頑張りたいと思います。
(horiken)
2005 03 06 01:02 AM [YAPスタッフダイアリー, 横濱学生映画祭〜横浜国際映像文化祭] | 固定リンク | トラックバック
December 03, 2004
映画祭での新潟中越地震への義援金額について
第三回横濱学生映画祭〜横浜国際映像文化祭2004のパンフレットの売上げ及び募金による義援金の合計額は、¥72,392円でした。
新潟中越地震の被害にあわれた方々を支援するプロジェクト、「中越元気村」に全額寄付させていただきます。
ご協力くださいました皆様に心より感謝申し上げます。
2004 12 03 08:38 AM [横濱学生映画祭〜横浜国際映像文化祭] | 固定リンク | トラックバック
ヨコハマ経済新聞に第三回横濱学生映画祭の特集記事が掲載されました。
2004年11月11日のヨコハマ経済新聞に、『日中映画産業の架け橋を目指す!国際化する「横濱学生映画祭」の全貌』という特集記事を掲載していただきました。ご紹介遅れて申し訳ございません!
2004 12 03 02:50 AM [横濱学生映画祭〜横浜国際映像文化祭] | 固定リンク | トラックバック
